
第4回 軸と軸受の力学(その1)
2025.07.01
国立大学法人 九州工業大学支援研究員・客員教授堀田 源治

装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.7
2025.07.01
プロセス側環境で、チタンと腐食の発生している金属、例えばステンレス鋼を接触させて使用すると、以下の2種類の腐食と劣化の生ずる可能性がある。i. ステンレス鋼にて異種金属接触腐食による腐食加速ii. チタンの水素脆化 環境の腐食性によってi項のステンレス鋼の腐食加速が、使用上問題とならない程度に軽度であっても、ii項のチタンの水素脆化の発生する可能性がある。これは、模式図1)に例示するように、ステンレス鋼側の腐食にともない、チタン側で水素発生反応が加速され、それにより水素をチタンが吸収するためである。チタンに水素脆化が生ずると、その内部にチタンの水素化物が形成され脆化する。
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「計画保全」の果実 Vol.1
2025.07.01
「計画保全」とは何だろうか? その前に“保全”とは何かを、問いかけてみよう。 “保全”とは、“全き”を“保つ”の意味である。 現状復帰のための単なる修理をさしているのではない。関わる人たちが全員で、関わる技術力を駆使し、装置の安定稼働(=全き)を保つ、さらに変化に適宜に対応する、そして装置および周辺システムの能力を向上させることである。

第4回 油圧作動油の選定
2025.07.01
RMFJ株式会社久藤 樹